2016年12月 篠原哲雄監督デビュー20周年記念俳優ワークショップ開催のお知らせ

 こんにちは、キャスティングプロデューサーの高柳です。昨年の9月から、宝来忠昭(ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」「女くどき飯」他)、篠原哲雄(映画「月とキャベツ」「起終着駅ターミナル」他)、渡邊孝好(映画「居酒屋ゆうれい」ドラマ「荒地の恋」他)、奥田瑛二(映画「長い散歩」他)、金子修介(映画「デスノート」「スキャナー」他)、平山秀幸(映画「エヴェレスト 神々の山嶺」「学校の怪談」「OUT」ほか)監督たちと、平埜敬太(ドラマ「黒い報告書」他)プロデューサー・脚本家、私高柳亮博で、ワークショップを皮切りに、企画制作にリンクさせつつ、積極的に新たな才能との出会いを求めて展開してきました。

 過去参加した俳優はただのスキルアップだけでなく、講師陣の制作作品への出演や、弊社のキャスティングボードにエントリーされ、講師陣以外へのキャスティングのチャンスも広がります。高柳がCPの4月期連続ドラマ「昼のセント酒」にも、メインレギュラーから各回の出演まで多数キャスティング、また渡邊孝好監督新作ドラマへの出演、篠原哲雄プロデュース新人監督映画への出演など、続々と出演が続いています。現在、目下制作中の来年公開の連続ドラマにもワークショップ過去参加者たちの出演を続々と実現させております。

 そして、2016年も残すところ1ヵ月…積極的にワークショップと関わってこられた篠原哲雄監督による「脚本まるごと一冊」俳優ワークショップの開催が急遽決定いたしました。

 篠原監督は今年デビューして20周年。1996年「月とキャベツ」で長編映画デビューしてから20年のあいだ、日本の映画界の最前線を疾走してきました。話題の新作映画「花戦さ」を撮りあげ、2017年東映配給により全国公開される予定です。野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市……という超豪華キャスティングによるこの時代劇(生け花の池坊を主人公にした物語)は海外映画祭展開も視野に目下準備中です。さらに2017年以降の製作予定の企画が走り始めて多忙の中、諸準備の合間を縫って、篠原監督が長年暖めている新作映画企画の脚本まるごと一冊題材にオーディションも兼ねて俳優ワークショップを開催します。この機会に、「世界」へ走り出す篠原哲雄監督の、柔らかで骨太、そして新機軸の演出を目指す世界に触れてみませんか?

【講師陣】

篠原哲雄(映画・ドラマ監督)

 1962年東京生まれ。明治大学卒業。93年に16ミリ作品「草の上の仕事」(爆笑問題・太田光主演)が神戸国際インディペンデント映画祭でグランプリを受賞。この作品が世界中の映画祭で上映、ニューヨークでは劇場公開もされて、注目を浴びるようになる。

 96年「月とキャベツ」と長編デビュー。それ以後は、順調にキャリアを積み重ね、「はつ恋」「昭和歌謡大全集」「命」「天国の本屋~恋火」「深呼吸の必要」「地下鉄に乗って」「山桜」「真夏のオリオン」「つむじ風食堂の夜」「ラムネ」などインデペンデントの映画から「小川の辺」まで国内メジャー配給の映画、中国との合作映画「スイート・ハート・チョコレート」(中国国内で劇場公開大ヒット※約4,000スクリーン公開後、世界配信)等々…同世代の監督たちから飛び抜けた存在として、日本の映画最前線を走り続けてきました。

平埜敬太(プロデューサー・脚本家) 「黒い報告書」「谷グチ夫妻」ほか

 1965年札幌市生まれ。大学在学中に脚本家・荒井晴彦氏と知り合い、氏の主宰する「映画芸術」誌のスタッフをへて、フリーの助監督として活動。01年からプロデューサーとして活動開始。脚本も手がけ、主なプロデュース作品には、ANB連続ドラマ『スカイハイ』、WOWOW連続ドラマ「配達されたい私たち」(出演;塚本高史、栗山千明、長谷川京子他)、UULA配信ドラマ「奇妙な恋の物語」(出演;夏菜、山本美月、佐藤江梨子他)などがある。主なワークショップ実績は↓↓

BSジャパン「黒い報告書」(主演;石黒賢)シリーズ

 第一弾〜第三弾まで毎回、石黒賢をはじめとする35名前後のキャストのうち25名前後は、ワークショップ参加者がオーディションを突破して出演してきました。

 「黒い報告書」HP→http://www.bs-j.co.jp/black_report/

NHK 「Eテレ・ジャッジ」~2015年4月番組初代チャンピオン「谷グチ夫妻」

 5分×2本の短編ドラマ。全7名の出演者のうち4名がワークショップ参加者。(出演:岡田義徳、遠藤久美子、林健太、丹野未結、有馬理恵、宮島岳史、佐藤ニコ)


高柳亮博(キャスティングプロデューサー) 所属:ルースプロモーション、コネルト他

主催のルースプロモーションは平成21年7月設立。渋谷区代々木に本社を構え、CMや広告キャスティングにとどまらず、代理店、企画、制作、プロモーションまでトートルプロデュース。自身は、俳優業を経て、現在はドラマや映画などを中心にマネジメント、キャスティング、プロデューサー業などを務める。

主なワークショップ実績は↓↓

2016年4月期 テレビ東京ドラマ24・Amazonプライムビデオ『昼のセント酒』(監督:Yuki Saito、井川尊史/主演:戸次重幸)

 全12話においてほぼ毎回の、計14名、ワークショップ参加者が出演いただきました。

 「昼のセント酒」HP→http://www.tv-tokyo.co.jp/sentozake/ ※Amazonプライムビデオでオンデマンド配信中


【募集概要】

募集定員:15名前後〜最大20名程度(定員になり次第、締切ります)

対象:20歳~の俳優を職業とする者(場合により10代も可能) ※事務所所属の有無問わず

受講料:3万円(原則・前金制)

※休んだ場合でもご返金はできません。

※支払方法に関しては、開催終了日までの支払い延期等、ご相談にのります。

課題&テキスト:WSオリジナル映画脚本をまるごと一冊使用。適時、配布していきます。


【開催日時】全4回

①12月9日(金)

講師:篠原哲雄、平埜敬太 〜ガイダンス、「個性」発明・発見にむけて~

 ガイダンス。「言葉の力とは? 言葉の力を掘り起こす。演技のルール共通言語を共有」キャスティング・オーディションのポイント。セルフプロデュースの感覚をみにつける。課題脚本、一冊をまるごと脚本読みしていく。脚本よみあわせとは。

②12月10日(土)

講師:平埜敬太、篠原哲雄 〜演技の共通言語確認。「話す、聞く、訊く」の演技~

 「演技の根本のやりとり」とは?対話〜台詞を話す、聞く、訊く。脚本詳細の読み込み。脚本読みとは?役つくりとは?なにが描かれているのか、正確に読む。脚本の構造、人物像、関係をさぐる。

③12月11日(日)

講師:篠原哲雄、平埜敬太 〜監督の話。脚本解読。感情と思いの違いを読み取る~

 脚本詳細読み込み続き。感情と思いの違いに注意しながら、演技をいかに組み立てていくのか?ベースになる感情、思いの起承転結、演技・動きの骨格つくり・段取りを、台詞・動きのポイントを探りながら組み立てていく。俳優が役の人物の中に降りていって、思いがけない「見知らぬ自分」に出会えるのか?いくつかの場面を、組み分けし演技をしていく。

④12月12日(月)

講師:篠原哲雄、平埜敬太 〜演技の段取りと膨らませ。動きと「思い」の表現、その人のこ「個性」を表現する~

 最終演技。「演技の組み立て骨格つくり・段取り、ポイントの台詞、動きのポイント、その理由を確認する」感情の起承転結、中心の感情、源泉の感情をさぐる。「脚本をどうやって、じぶんの個性とからめながら、芝居の肉付け、膨らませていくのか?『思えば、でる』とは、どうしたら、なにがでるのか?」

時間帯:①14:00~ ②③④10:00~ 全日21:00終了 ※休憩含む

※場合により、参加者数が多いときや、進行次第で開始時間を早めて開始します。

場所:猫の寄り道スタジオ 東京都新宿区荒木町13 ハント四谷地下1階 丸ノ内線四ツ谷3丁目から徒歩7分、都営新宿線曙橋から徒歩5分


【申込み】

お申し込みはメールにて承ります。

担当:高柳 takayanagi@luz-pro.net

※その際にご自分のプロフィール(写真と経歴・芸歴・志望動機)を一緒にお送りください。

※プロフィールのない方は、簡単な経歴とお写真でも結構ですので必ず添付をお願いします。追って担当者からご連絡をさせていただきます。


【主催】

株式会社LUZ PROMOTION(ルースプロモーション) http://www.luz-pro.net/

〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-43-5 ジュネス代々木402

電話)080-3390-3216  代表)03-6300-9112

全日程の流れなど詳細資料のお求めは、主催までお問合せください。

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